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【寄稿コラム】多くのお客様が日常的に集まるパチンコ店は「ショールーミング」にうってつけ

都心の地下街で1杯99円のコーヒーを売る店があった。家賃は払えるのだろうかと気になっていたら、そのビジネスモデルを解説する記事を見かける。

もちろん99円のカフェだけでは成り立たない。運営企業の社長によれば、店内の区画スペースを企業に貸し出す「出品費用」で運営しているという。店は約15坪。その中の1区画(15cm×25cm)で3万超の金額らしい。ちなみに出品している企業数は約200社ということなので、月600万円以上の売上ならたしかに十分やっていけそう。

いわゆる「ショールーミング」。ただこれまでのショールーミングと違うのは、モノを売ることが前面に出るのではなく、99円コーヒーを飲んだり、打ち合わせやちょっと仕事をしたりするような、交通の便の良い日常生活の空間として利用される場所になっていること。安いコーヒーもそのためだ。

家でくつろぎながらネット注文するのが当たり前の生活。それと同じ感覚で、店も買う場所ではなく「展示」や「体験」の場になる。つまり、小売業は今後「売らない」店づくりの競争になるということ。家電量販店などは既にそういう場になっているといえるかもしれない。

かつてパチンコ店の跡地をショールーミングに使えないか、あるネット会社と企画したことがある。その時は家賃が折り合わずに流れてしまった。しかし今なら「跡地」ではなく「営業中」のパチンコホールでさえ、可能性はあるように思う。多くのお客様が日常的に集まる場所として。


コメント:8件 コメントを書く

  1. 多分同一人物の寄稿だろうが、かつて「パチンコ店とスーパーの提携」で散々に叩かれたのもう忘れたんだろうか

    結局はパチンコのイメージの問題で提携するところがあると思うのかい?
    それにパチンカスは気づいてないんだろうけど、あんな爆音の中で「のんびりコーヒー飲んで商談」とか出来ねーよ

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  2. ようは、敷地内で加熱式たばこ売ってるメーカーさんみたいな効果でしょ。
    ギャンブル場を間借りしてってのは、企業イメージもそっちに引っ張られますからね、一般企業はやりたがらないでしょうね。

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