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パチンコホール企業「ピータイム・セブングループ」が全従業員の5%ベースアップを実施、既存従業員の給与もアップしなければ従業員の満足度は上がらない【凡人S氏の徒然日記】

沖縄県内でパチンコホールを運営している「ピータイム・セブングループ」が2024年7月より全従業員を対象とした平均5%のベースアップを実施すると発表した。

昇給ではなくベースアップということでしっかりと全従業員に届く施策で、従業員側としてもこのご時世非常にありがたいだろう。

パチンコホールやメーカーの中には初任給のアップや給与の改定を行う企業が一定数存在している。業界外でも初任給のアップは結構話題になっていた。

しかし初任給のアップに関しては、既存従業員の給与の改定も同時に行われなければ偏りが出てしまう。極端な話、新入社員のほうが既存従業員よりも給与が高いということも起こりうる。これではモチベーションに大きく影響し、既存従業員は疲弊してしまうだろう。

一般的には初任給のアップのみで給与の見直しまでは行っていないという会社もある一定数存在するようだ。そのような企業からは既存従業員が離れていってしまう恐れも大いにある。

パチンコ業界の離職率は「3年で40%」とも言われている。国内の就職後3年以内の平均離職率、高卒就職者35.9%、大学卒就職者31.5%よりも高い。これに関しては仕事の内容やイメージといったものが無関係とは言い難いが、給与である程度満足できれば踏みとどまることもある。就職時は給与が良くても就職後、給与のアップが見込めないようでは当然離職という言葉が頭をよぎってしまうので、初任給だけではなく総合的に給与は見直すようにしたいところだ。


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  1. 顧客満足度がダダ下がってる現状で
    ベースアップガーいうても反感買うだけ
    原資は客の懐からだろうに

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