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貸玉料金を4円以上に上げることこそが最優先課題か、このままでは街からパチンコ店が消えるかも【我市場的瑣末主義】

書店はピーク時から半分以下に減り全国の4分の1の自治体には書店がない。どうしてこんな事態になったのか。原因の一つは利幅の薄さだ、と『2028年街から書店が消える日』(小島俊一著)。

書店は再販売価格維持制度により出版社が決めた価格を自由に変えることができない。「再販制度があるので価格競争に陥らなくても良かった書店ですが、逆に値上げもできません」。仕入れ価格を下げたいが硬直化した出版流通網では難しい。

一方で光熱費や人件費など販管費は上がる一方。「価格競争のない再販売価格維持制度と商品を自由に返品できる委託制度に甘えた業界が、時代の変化に対応した変革を行ってこなかった」と。

パチンコ業界は30年以上売上げもファン人口も減り続けて歯止めがかかりません、と業界13団体の合同祝賀会で。議員連盟の面々が壇上に並び、全国から集まった業界関係者で会場はむせるほど。相変わらず女性はほとんど見かけない。

貸玉料金を4円以上に上げることこそ最優先課題、とあるホール社長が言った。あらゆる商品が値上げされているのに業界は4円が足かせになっている、と。「誰もそれを変えられると思っていないな」とある業界団体理事が会場で言った。パチンコ店が消える日は。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


コメント:38件 コメントを書く

  1. まずはパチンコ台の過装飾をやめればコスト下がるよ(笑)

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  2. 千円15回も回らないパチンコの釘、千円30回も回らないスマスロ。
    特にスマスロは、馬鹿みたいにカネを使わせて大抵はゴミみたいな出玉しかない。
    薄い所を引いて漸く数千枚とか。
    バクチはバクチだけど、もう遊戯じゃない。
    遊べるというレベルにない、取るか取られるか?
    大抵取られる。
    そら客飛ぶわな。
    懐古主義ではなく、間違いなく昔のパチスロパチンコは遊べた。
    業界に巣食う魑魅魍魎も怪しくて楽しかった(笑)。

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