パチンコを止める理由なんて人それぞれ、既存ユーザーを繋ぎとめるよりも新規顧客の獲得方法を考えたい【寄稿コラム】

７月はパチンコ・パチスロともに全敗で終わった。何を打ってもひたすら下振れと、まあ長い目で見ればそんな時期もあるので仕方ない。それにイベント日にきっちりと示唆台を狙うような徹底したやり方でもないので、ある程度の負けは見込んでの暇つぶしだ。

とはいえ負けがこむとモチベは落ち、当分打つのは控えようとの考えがよぎる。正直なところ仕事とパチンコが無関係だったらとっくに止めているし、情報を追うほどの興味もなかっただろう。

ではここで自分と似たようなユーザーの離脱を止める施策を考えよう、となりがちだが恐らくそれは考えても無駄だ。スペックがよくなろうが勝率が上がろうが、もともと大した興味はないのだから関係のない理由で離脱してしまう。

止める理由なんて人それぞれ。止める原因をひとつひとつ取り除いたところで減少に歯止めをかけることは難しい。故に既存ユーザーをより満足させるような施策よりも、新規獲得に振ることが他業では基本だが、よくわからないけれど勝手にユーザーが増えた時代を経験した業界なだけにやり方がわからない。

減るユーザーを見て焦るよりも、新規顧客が入ってこないことを嘆かなければならないのに。