先進的なパチンコ企業といえばやっぱり「善都」グループ、本年初のオープン案件にも期待したい【パチンコ狂の詩】

「善都」グループは愛知県を中心にパチンコホールを展開する有力チェーンである。経営店舗は全て「ＺＥＮＴ」の屋号を冠しており計２４店舗を運営してきた。その内訳は愛知県（１９店舗）と岐阜県（５店舗）だ。

特に旗艦店となる『ＺＥＮＴ名古屋北店』は総設置台数２１０６台を誇るマンモス店舗であり、１０００人以上の遊技客を集めることは日常茶飯事。文字通り愛知県を代表するパチンコ店の一つと評せることだろう。

そんな「善都」グループでは、パチンコホール＝喫煙のイメージが強かった時代から「店舗の禁煙施策」に積極的だった。ちなみに２０１９年２月にグランドオープンした『ＺＥＮＴ豊橋藤沢店』は、１０４０台の規模を誇る巨艦店ながら全席禁煙ホールとしてスタートしたものだ。

更に同店は「既存業務の省力化」をテーマに掲げ、いち早くセルフカウンターの導入を行ったことでも業界内で話題を集めていた。このように先進的な取り組み姿勢を見せる点も、同社を語る上で欠かせない要素といえるだろう。

一方で、新規出店には比較的慎重な様相がうかがえ、近年のオープン案件はけっして多くない。

■２０１９年以降の「善都」グループにおけるオープン案件一覧

それでも昨年７月には『ＺＥＮＴ梅坪店』をグランドオープン。こちらは既存店を２０２２年８月に閉鎖し、１年かけて新たに誕生させた新店となっている。

更に同時期には、愛知県内で初となるスマート遊技機専門店『ＱＵＩＣＫ７大須店』の出店を果たしたことも記憶に新しいところ。コーヒーショップ「ドトール」があった跡地へ総設置台数７７台のホールをオープンしたことは業界内でも大きな話題となったものだ。

正に、先進的な取り組みをモットーとする「善都」らしい出店だったといえよう。そのため今年も同社の動向には注目してきたが、ここまでオープン案件は見られなかった。

そんな「善都」における久しぶりの大きな動きが『ＺＥＮＴ扶桑店』のグランドリニューアルオープンとなっている。ＧＷ商戦後から改装休業へと入り、３か月間の準備期間を経て８月８日に再始動することに。

きっとまた新たな驚きを提供してくれるはず。今夏の注目ホールとなることは間違いないだろう。近隣にお住まいの方は是非とも確認してみて頂きたい。