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酷暑避難啓発も、減っていくパチンコホール内のレストスペース【寄稿コラム】

熱中症対策にホールを利用してもらう「酷暑避難場所ポスター」がちょっと話題だ。電気代をケチってホールへ行って負けるのは元も子もないが、節電なんかの観点からは業務用エアコンがある場所に人が集まってくれたほうが効率はいい。利用する、しないは自由だからこそ、ホールで涼むという選択肢をアピールするのはメリットしかないものだとは思う。

涼むために行くのであれば遊技はオマケくらいにしてのんびり過ごしたいところ。今の時期、大型モニタの設置があるホールでは甲子園だったり、パリ五輪だったり、時には公営ギャンブルなんかを涼みながら眺めることが出来る。とは言え不況のパチンコ業界、打たない人間には厳し目でレストスペースの椅子が昔より減ったような気もする。

またレストスペース拡充に真っ向から反発するのが近年のパチスロ増台トレンド。スマート遊技機の普及によって大掛かりな工事を行うことなく増台も可能となったため、以前はあった簡単なレストスペース的な場所に台を詰め込む力技も増えている。

もともとパチンコホールは台を詰め込んでナンボ。何人客が来るかではなく、台数×売上で見るのだからよほどスペースが余っていない限りは台を置きたいのだ。パチンコを撤去してスマスロ、なんて考えるより置ける場所にスマスロを置いたほうがいいのだから。

そんなこともあり、レストスペースがしっかりとしたホールは間違いなく減っている。以前は客を呼ぶために色々考えたが、パチンコ目当てじゃない客を呼ぶとろくなことがないと経験したホールも多いと聞くだけに、休憩所が減っていることを簡単には批判できないのもある。

わかりやすい業界だけに、いつか不況を脱したらまた豪華な休憩所が増えるのかも。


コメント:4件 コメントを書く

  1. は?
    不況を脱することはないだろ

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  2. 凡人氏が書いたのこれ?

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