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パチンコ業界では「貯玉再プレー手数料」の話題が持ち上がっている、銀行のATM同様にサービス競争の具になりかねない【我市場的瑣末主義】

銀行ATMでお金を下ろすのは以前無料だった。どこの銀行も。それが20年ほど前から手数料徴収がはじまり、開始時期や曜日・時間外などサービス内容は異なるもののほぼすべての銀行が有料になった。

そのうちコンビニATM専用銀行ができ、ネット銀行の隆盛がはじまり、金融業界は怒涛の競争激化と統廃合の嵐に巻き込まれた。いまでは手数料の有無・時間帯・提携グループごとの無料化など、手数料そのものが銀行サービスの重要な差別化戦術となっている。反対に言えば手数料収入が銀行収益を左右するほど成長したといえる。

銀行ATMで自分の預金から自分のお金を下ろすのになんで手数料がかかるのか、と導入当初は本当に腹が立った。お前のお金じゃないぞ、と。本当に腹が立ったのでうちはすべての手数料を無料にしますと宣伝して日本に新規参入してきた外資系銀行にすべての銀行口座を移した。以来使い続けている。

貯玉再プレー手数料の自由化。二物二価の次の目玉。問題は銀行業界同様に手数料が店のサービス競争の具になりかねないこと。お客は当然無料の店を選ぶ。銀行もそうなった。組合傘下の一律もあり得るのか。

結局ATMそのものが経営を圧迫するようになった銀行業界に学ぶ。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


コメント:10件 コメントを書く

  1. いつ倒産するかわからない銀行に貯金する奴なんか居ないのよ。等価店なんかは貯金する理由が見つからない。非等価で再プレイ手数料無いならわかるけど。

    そもそも貯玉で打ってるのなんて、素人は少ないと思うがね。これは愚策でしかないね。

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  2. ATM手数料ごときで文句を言う人は勿論いりません。
    顧客は取引のポイント制で手数料は免除されていきます。
    優良顧客は支店長の専決で全ての手数料は免除されます。
    たかがATM手数料ごときも免除されないようなささやかな取引の人はいりません。

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