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「コンビニ」パチンコに挑戦したいと思うホール企業は少なくない、スーパーや百貨店も効率優先の規模に縮小した【我市場的瑣末主義】

今でも数十億円かけて新店をつくる人がいるが、あれをみると昔のシャープが亀山に巨大な液晶工場を作ったことを思い出す、とあるホールオーナーが言った。

シャープにとっては時代の最先端を行く成功間違いなしの工場を作ったつもりだった。液晶パネルから液晶テレビまで一貫生産する戦略は最初は大当たりで業績は急拡大した。ところがすでに世界の液晶パネルや液晶テレビは急激な価格崩壊が始まっており作れば作るだけ赤字になった…。

「製造業と比較するのはおかしいかもしれないが、流通業も似たようなもので、巨大化を目指したスーパーのダイエーや百貨店は衰退した。ヨーカドーでさえ。唯一イオンだけが残っているが、あとはどこも効率優先の規模に縮小した。パチンコも同じ推移を辿るのでは」と。

あるチェーン店が150台のスマート専門店を作りたいという。有数の繁華街にいい物件が出たので。これまでのパチンコ店では小さすぎて検討するまでもなかったが今後を考えればコンビニ化も挑戦しておくべきではないか、と。

ただ、いくら社内で調査しても判断はつかない。うまくいくわけがないという声が圧倒的。たぶん新しい業態を開発しているという自覚がないと成功はおぼつかない。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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  1. この記事も同じくボツ

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  2. シャープは亀山工場作った当初は日本各社の液晶パネルをOEMで作れる規模にしたし実際に作ってたけど地デジのタイミングで自社のTV最優先で他社のパネルを後回しにした結果各社が離れていっただけ
    地デジ需要が一巡した頃には味方が誰もいなかったバカ

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