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「pp奨学金」、初の一般公募は22名に給付

ppshogaku

 

遊技客が寄付した端玉を経済的な理由で就学が困難な学生に100%供与する独自の支援プログラム「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」の奨学金給付決定通知書授与式が4日、東京都港区の国際文化会館において開催された。式典では、給付生22名によるスピーチや寄付企業に対しての感謝状授与が行われた。

 

式典の冒頭、挨拶に立ったpp奨学金委員会の深谷友尋委員長は「ピカピカの一年生が頑張っているこの春、奨学金の借金を抱え社会に出た人は2.6人に一人いるわけである。ゼロからのスタートではなく、マイナスからスタートを切る悲痛な世の中でいいのでしょうか。逆に自分の立場に置き換えると、今の私があったのかさえ分からない。我々遊技産業は遊びの産業だが、その中にも明日の見える青少年の育成があるのではないかと常々考え、pp奨学金委員会設立に結びついたことは大変嬉しい。奨学生を1000人、2000人、1万人と送り出せるような産業になっていくことで社会に貢献できるだろう。どうか趣旨を理解いただき、暖かく育て応援していきましょう」と述べ、今後も継続的な協力を呼び掛けた。

 

初めての一般公募となる今年のpp奨学金給付希望者は大学院生や高校生など49名。書類選考の通過者に対しては委員が一人ひとり面接を実施し、その結果22名が給付生に選ばれた。

 

[2018年4月10日・日刊遊技情報]

 

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