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平和、2018年3月期決算短信を発表 ~遊技機需要低調で大幅減益

平和は10日、2018年決算短信[日本基準](連結)を発表した。2018年3月期(2017年4月1日~2018年3月31日)の連結経営成績は、売上高1327億6500万円(対前年同期増減率マイナス28.7%)、営業利益139億3100万円(同マイナス61.9%)、経常利益131億500万円(同マイナス63.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益67億9900万円(同マイナス74.9%)で大幅な減収減益となっている。

 

遊技機事業では、パチンコ機で11万7000台(対前年同期比マイナス7万4000台)を販売。パチスロ機は2万台(同マイナス6万台)を販売。ホールの遊技機需要が低調に推移しており、販売スケジュールの見直しなどを行ったが大幅なマイナスとなった。ゴルフ事業においては当期に5ゴルフ場の取得及び運営を開始。2017年10月に悪天候や台風の縦断による落ち込みがあったものの、前期及び当期に取得したゴルフ場が寄与し、売上高は増加。利益面は新規ゴルフ場や新ブランド関連の費用等の発生によって前期から減少した。セグメント別では遊技機事業が売上高515億5200万円(対前年同期比マイナス52.3%)、営業利益71億4900万円(同マイナス75.8%)。ゴルフ事業は売上高812億1300万円(同プラス4.0%)、営業利益99億3000万円(同マイナス9.2%)だった。同社では今後の見通しについて、遊技機事業では「ヒット機種の開発に向けた発案の強化」及び「コスト削減・業務効率化の推進」に取り組み、パチンコ機13万5000台、パチスロ機5万台の販売を見込むとしている。

 

2019年3月期の連結業績予想は、売上高1553億円(対前期増減率プラス17.0%)、営業利益270億円(同プラス93.8%)、経常利益263億円(同プラス100.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益174億円(同プラス155.9%)となっている。

 

[2018年5月15日・日刊遊技情報]

 

株式会社 平和

heiwa