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機構、立入検査時に検定・認定切れパチンコ・パチスロ機の設置状況を確認へ

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)は9日、各都府県方面遊協の理事長宛てで「健全化推進機構からの『遊技機検査時における確認事項の追加』に関する回答の送付について」と題した文書を発出。遊技産業健全化推進機構(機構)から「遊技機並びに周辺機器の立入検査時に、指定された高射幸性回胴式遊技機を含め、検定又は認定の有効期限が満了した遊技機の設置状況の確認を行う予定」とする回答があったことを通知するとともに、傘下の組合員パチンコ店への周知を要請した。

これは、パチンコ・パチスロ産業21世紀会が今月4日、機構に対し、遊技機検査の際に「高射幸性回胴式遊技機の設置の有無の確認」及び「検定又は認定の有効期間が満了した遊技機の設置の有無の確認」の2点を確認事項に追加するよう協力を要請したことを受けてのもの。機構は7日に開催した定例理事会でこれを決議した。設置状況の確認にあたっては「検定通知書」または「認定通知書」の写し等による確認をする予定だという。

また、機構は「業界団体で選定された高射幸性回胴式遊技機は、当機構の主力事業である遊技機の不正改造根絶の観点から考えても、新しい遊技機規則に基づき製造された遊技機に比べ『ゴトを含む不正改造がなされる可能性が高い遊技機』であると認められることから、当機構がその設置状況につき情報を収集することは、当機構の健全化推進活動に資するものである」との見解を示しており、対応を早急に開始する予定としている。

【関連記事】高射幸性パチスロなど検定・認定切れ機確認でホールに通知書常備 全日遊連が通知

旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議の遵守の更なる徹底について全日遊連は、これまでに数度に渡って注意を促してきた。今月4日に発出した文書では、未だに21世紀会誓約書を提出しないホールや、誓約書を提出していながらも当初期限を超過した高射幸性パチスロ機の設置や増台を行っているパチンコ店が確認されているとして、「業界の事を考えず、己の利益を追求するごく一部の存在によって、真摯に取り組んでくださっているその他大勢の方々が馬鹿を見るようなことは、二度とあってはならない」と厳しく批判し、決議に反する行為の即時是正を求めた。

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)

ダオ
ダオ
これだけ言われても検定・認定切れ機を撤去しないパチンコ店があるんだな。
空気読んでくれよって、感じなんだろうけど、、、。
ジーマ
ジーマ

コメント:3件 コメントを書く

  1. みなし機の撤去は違法だから健全化機構がチェックするのはよいが、認定期間延長機をチェックするのはやりすぎである。21世紀会誓約書を決めた段階でそのリストに健全化機構は入っていなかった。これはおかしい。誓約書に関係のないはずの健全化機構を担ぎ出してチェックしてもらうというのは、全日やメーカーの横暴に過ぎない。そして健全化機構の本来の主旨をねじ曲げる行為である。誓約書を守らないホールがあるからといって、何をやっても良いというのではまったく子供のけんかでしかない

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  2. 凱旋沖ドキも対象なのでしょうか?無くなる無くなると聞いてだけどその気配すらない。

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