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新台「北斗」投入も、パチスロ稼働が過去最低値を更新 〜大阪千日前地区

編集部では、関西地方最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を毎週金曜日に調査・集計し、FAX誌「日刊遊技情報」で毎週、レポートしている。

調査対象店舗は、『四海樓本店』『大東洋なんば店(『CLUB-D』を含む)』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『123難波店』『ARROW浪速店』『ARROWナンバHIPS』『楽園なんば店』の計8店舗。遊技機の設置台数はパチンコ4779台、パチスロ3263台の計8042台となっている。

3月12日における全体の客付き率は30.0%となり、前回3月5日と比較して1.3ポイントのマイナスとなった。種別で見ると、パチンコは客付き率32.5%で前回から0.7ポイントのプラス、パチスロは客付き率26.3%で前回から4.2ポイントのマイナスとなっている。




調査週はパチンコ・パチスロ共に新台が多数投入され、客付き率の上昇が期待されたが、盛り上がりに欠ける結果となった。特に、パチスロではキラーコンテンツの「パチスロ北斗の拳 宿命」が導入されたにも関わらず、パチスロ全体の客付き率は3週前に記録した過去最低数値をさらに更新した。

緊急事態宣言が解除となり、「沖ドキ!」などの主力旧規則機の撤去を終え、旧規則機の撤去が一旦落ち着く3月以降、稼働は上向きになるだろうと予想していたが、かなり厳しい現実を突きつけられた格好だ。ただ、緊急事態宣言が解除されたことによって、飲食店をはじめパチンコ・パチスロ以外の余暇の過ごし方にユーザーの目が向いた可能性も考えられるところ。同エリアの動向には引き続き注目していきたい。

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新台を見ていくと、「パチスロ北斗の拳 宿命」が6件‐32台の導入で87.5%の客付き率となった。調査店舗内の最多台数は『123難波店』の10台。通常貸しパチスロが最も多い『楽園なんば店』でも5台にとどまり、その他はかなり控えめな導入台数に落ち着いた。ちなみに前作の「パチスロ北斗の拳 天昇」は、導入初週の調査(2019年11月8日)で7件‐94台導入され、客付き率は94.7%だった。また、「パチスロ アイドルマスター ミリオンライブ!」は13台の導入で客付き率は69.2%。

パチンコも多機種少台数導入といったスタンスが鮮明で、「ぱちんこAKB48 桜 LIGHT ver」が導入17台で客付き率88.2%と好スタートを切った。このほか、「P笑ゥせぇるすまん 最後の忠告」は19台で客付き率63.2%、「P戦国†恋姫 Vチャージver」は15台で客付き率73.3%だった。

店舗別の客付き率では、『マルハンなんば新館』が48.6%でトップとなり、『楽園なんば店』38.8%、『123難波店』が36.0%と続いた。3月19日から21日まで大遊協主催のファン感謝デーが控えており、市場全体の盛り上がりに期待したい。

ジーマ
ジーマ
初代北斗はどこのホールに行っても最低1列は置いてあったのに、、、。
ファン感楽しみらぁ。
イスラ
イスラ

コメント:13件 コメントを書く

  1. メーカーが頑張っても設定入ってなきゃ全てゴミ。それが6号機ってもんでしょ。設定入っても展開次第でキツいのに店には1日2しか入ってない。負ける金額変わらなくてリターンだけ削られたら誰も打つ訳無いでしょ。パチやスロなんて勝てるから面白いんであって3万使って100枚程度しか出ないでまた3万使う台なんざ過疎るの当然。スロットは終わったよ。

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  2. パチンコデーに期待してもどうにもならんだろ

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