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神奈川県遊協がウクライナ避難民を日本の夏祭りに招待、避難生活を送っている人たちへの支援の一環で

神奈川県遊技場協同組合(神遊協)は27日、横浜市西区の横浜ベイホテル東急において「ウクライナの方々と楽しむ~日本の伝統文化を知ろう~」を開催した。

日本で避難生活を送っているウクライナの人たちを支援しようと、夏祭りを演出して、日本の伝統文化を味わってもらう催し。神奈川県との共催で、県内などに避難しているウクライナ人・支援者など計180名が招待された。

伊坂重憲理事長は、「日本の夏は皆さんにとってとても暑く感じられていると思います。今日の催しを通して、暑い夏を吹き飛ばして下さい」と歓迎の言葉を伝えた。黒岩祐治知事からは、「みなさん浴衣姿がとってもお似合いです。今日は1日楽しんで下さい。ただ、ロシアの軍事侵攻は1年以上続いて、苦しい時代が続いています。しかし、これを乗り越え、平和を勝ち取りたいと思います。これからも神奈川県は皆さんを応援していきます」と激励した。

また、ウクライナ駐日大使館のオレクサンドル・セメニューク公使参事官は、「色々な方々の支援をいただき、本当にありがとうございます。6000名を超えるウクライナ国民は世界中で避難しました。そのうち、220名が日本で受け入れられ暮らしています。戦いはまだまだ続いています。これからもよろしくお願いします」と関係者各位に深甚なる謝意を示した。なお、神遊協はウクライナ支援に向けた募金活動を実施しており、浄財27万1080円を公使参事官に贈った。

参加者は、浴衣の着付けをしてもらい、浴衣姿になって、折り紙や輪投げ、おもちゃくじ、そしてネイルなど夏祭りの雰囲気を満喫。昼食はビュッフェ形式で、日本食を堪能し、和洋楽器演奏、抽選会などを楽しんだ。


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