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オーイズミの2024年3月決算は増収減益、パチスロの新機種リリースは来期にずれ込む

オーイズミは13日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高213億9300万円(前期比プラス18.0%)、営業利益10億1600万円(同マイナス4.3%)、経常利益10億600万円(同マイナス4.5%)、純利益5億2800万円(同マイナス65.1%)で、増収減益となった。

アミューズメント事業の遊技機部門では型式試験の適合が取得できず、パチスロ新機種のリリースは来期にずれ込んだ。一方で、パチンコ機は連結子会社の高尾が「P銭形平次3 お静99」「P貞子3D3」「P七つの美徳」「P弾球黙示録カイジ沼5」を市場投入。また、周辺機器部門では、自動サービス機器の受注並びに出荷が想定以上に推移し、売上高117億8100万円(前期比プラス6.0%)、セグメント利益5億6900万円(同マイナス35.1%)となった。

今後は、7月に予定されている新紙幣の発行により遊技場の設備更新需要の拡大が継続的に見込まれるなか、設備更新需要の拡大に対応すべくスマート遊技機及び周辺設備機器に特化した技術開発部門の体制強化、合理化により新製品の開発に取り組むなどして、販売台数の増加及び市場導入シェア獲得を図っていくとし、2025年3月期の連結業績予想については、売上高225億円(前期比プラス5.2%)、営業利益10億5000万円(同プラス3.3%)、経常利益9億7000万円(同マイナス3.6%)、純利益6億1000万円(同プラス15.3%)を見込む。


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