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販売台数が前年同期を大きく下回り減収減益に、ユニバーサル2024年12月期第2四半期決算

ユニバーサルエンターテインメントは8日、2024年12月期第2四半期決算を発表。それによると売上高は629億700万円(前年同期比マイナス20.7%)、営業利益は32億6400万円(同マイナス69.6%)、経常利益は55億6700万円(同マイナス80.4%)、純利益は5億2500万円(同マイナス97.5%)となった。

遊技機事業においては、売上高207億5900万円(前年同期比マイナス32・6%)、営業利益37億6000万円(同マイナス51.1%)で減収減益。パチスロ機では「沖ドキ!BLACK」、パチンコ機では「PAハイスクール・フリート オールスター すい~とでハッピー!2400」「Pギルティクラウン2 プレミアムライブチケット」を販売。期中の販売台数はパチスロ機が8332台(前年同四半期は4万4974台)、パチンコ機が6698台(前年同四半期は6509台)となり、前年同期比で大幅に減少した。

第3四半期は、「スマスロ トロピカーナ」と「Pドラムだ!金ドン 花火外伝」の市場投入と、「Pメイドインアビス 虹の黄金域」の販売を開始しており、「引き続き独自性のある魅力的な遊技機創出に努め、その魅力ある遊技機を通して遊技機業界全体の活性化に貢献するとともに、販売シェアの拡大に努めていく」としている。

統合型リゾート(IR)事業は、売上高416億7800万円(前年同期比マイナス13.1%)、営業利益32億8000万円(同マイナス55.1%)で減収減益。フィリピンのカジノマーケット全体がジャンケットビジネスの停滞に直面する中、オカダ・マニラにおいてもVIP客の落ち込みが続いたことが影響した。

また、メディアコンテンツ事業は、売上高2億200万円(前年同期比マイナス53.0%)、営業利益は1億6900万円(同マイナス10.0%)だった。

通期の連結業績予想について変更はなく、売上高2000億円(前期比プラス11.7%)、営業利益360億円(同プラス18.1%)、経常利益200億円(同マイナス47・5%)、当期純利益196億円(同マイナス31.1%)を見込む。


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