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警察庁、2015年中の風俗環境の現状と関係事犯取締り状況を公表 ~ホール数は1万1310店に

警察庁生活安全局保安課は22日、同課が所管する2015年中の風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況をまとめた報道発表資料「平成27年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を公表した。

「ぱちんこ等営業(7号)」の許可数(営業所数)は2万1048(対前年比マイナス1049)。このうち「ぱちんこ営業」は1万1310(同マイナス317)。その内訳は「ぱちんこ遊技機設置店」(併設店舗を含む)1万319(同マイナス291)、「回胴式遊技機等設置店」991(同マイナス26)。

「ぱちんこ遊技機等の備付台数」は457万5545(同マイナス2万2274)。その内訳は「ぱちんこ遊技機」290万6021(同マイナス4万8264)、「回胴式遊技機」166万9280(同プラス2万5990)、「スマートボール等」244(同プラス・マイナス0)。前年と比べてパチンコが減少し、パチスロが増加した。
台数別の営業所数は、「100台以下」262(同マイナス31、構成比2.3%)、「101~300台」4154(同マイナス201、36.7%)、「301~500台」4082(同マイナス136、36.1%)、「501~1000台」2534(同プラス16、22.4%)、「1000台以上」278(同プラス35、2.5%)。設置台数500台以下の小型店舗が減少し、501台以上の大型店舗が増加した。

「風俗関係事犯」の検挙件数は5911(同マイナス370)。このうち「風営適正化法違反」2211(同マイナス266)、「遊技機使用賭博事犯」100(同プラス36)。「風営適正化法違反」のうち、「広告宣伝」46(同マイナス15)、「構造設備・遊技機の無承認変更」40(同プラス1)。「風営適正化法違反」の「主要検挙事例」のひとつとして、4月に発生し北海道県警が6月に経営者らを検挙した「ぱちんこ営業者による賞品買取り事件」が挙げられている。

[2016年3月28日・日刊遊技情報]

【関連リンク】
パチンコホール店舗数推移(警察庁発表)

パチンコ・パチスロ設置台数推移(警察庁発表)

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