【パチンコＭ＆Ａ】業界最大手の「マルハン」が既存ホールを立て続けに取得する、閉店間近の『トップワン敦賀店』も傘下に

福井県敦賀市にて営業してきたパチンコホール『トップワン敦賀店』について、業界最大手の「マルハン」グループに事業承継されることが８月２３日の官報に公告されている。

同店は国道８号線沿い近くに店舗を構えており、パチンコ機４２６台・スロット機４３２台（合計８５８台）の大型ホール。

なお、半径５キロ圏内における競合店は４店舗だけとなっており、１０キロ圏まで広げてもその数は変わらない。『トップワン敦賀店』のすぐ近くで営業している『ラスベガス敦賀店』を始めとして６００台・７００台クラスの競合ホールによる集客競争が繰り広げられてきたエリアである。

そんな中で『トップワン敦賀店』は１９８８年の新規オープン以来、約３６年に渡って営業を継続してきた。しかしながら先日、閉店予定が告知されたことは既報の通りだ。

ちなみに第一報では「８月１８日を以って閉店」となっていたが、その後に約１カ月間の営業延長を発表。「お客様から多数のアンコールのため９月２３日まで営業延長します」と追記されたことでも密かな話題となっていたものである。

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こうした珍しい動きを見せていたために、同店の今後について気になっていた方もいたはず。結局、このたび「マルハン」グループに事業承継されることが判明した次第だ。

なお、数日前には宮城県仙台市の『パチンコタイガー苦竹店２』についても事業承継することが公告されたばかりであり、これにて「マルハン」グループが既存店を取得するのは本年２軒目となる。（『ダイナム宮城仙台一番町店』跡地への出店も予定されているため、こちらを含めると３軒目か。）

いずれにしても業界最大手における動きが再び活発になってきたことは間違いない。上半期は珍しくグランドオープン案件の無かった「マルハン」グループだが、８月８日に新規出店済みの『マルハン南宮崎店』を皮切りに、下半期には多くのオープン案件が出てきそうだ。

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