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パチンコ店でも付加価値の追加料金で「客単価」を上げることは出来ないだろうか【寄稿コラム】

時代に合わせた「貸玉料金」の引き上げが必要である。そう言われればその通りなのだが、引き上げたところで遊技が面白くなる余地はない。大きく見れば射幸性が高くなって面白くなるとは言えるのだが、それで増えるのは本当にパチンコユーザーなのか。

とはいえどこかで利益はもっと取らねばならない。出来れば遊技が面白くなる方向で。例えば付加価値の追加料金で客単価を上げてみるとか。ちなみに映画館はIMAXや4DXなど追加料金で使えるサービスが増えている。

これは映画をより楽しむためのシステムであり、一度見た作品でも付加価値を付けてもう一度、とリピートも期待できる。ただパチンコにそのまま落とし込むのは難しそう。快適な遊技環境や音響などを整えた台を置き、時間あたりいくらかの料金を取れるかどうか。

正直、広々としたスペースに快適な1台を置いても数台詰め込んだ利益には叶わないはず。追加料金席だからといって高設定確実でも意味がない。低貸玉に席を作ってパチンコを楽しみたいユーザーを育てていければ業界も変わるかもしれないが、射幸性ではなくパチンコ自体が面白いかどうかを試される。

映画も同じ。良い環境で見ても作品がつまらなければ追加料金を後悔するだけだ。


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