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【パチンコ経営企業分析】減少が続く4円パチンコ、100万台割れは時間の問題か

本日から8月になるので、今回は7月までの店舗数並びに台数推移を見ていきたい。

まずは店舗数推移から見ていくと、下表の通りとなる。

2024年店舗数推移
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
店舗数 6,677 6,648 6,599 6,583 6,538 6,477 6,454
前月差 ▲52 ▲29 ▲49 ▲16 ▲45 ▲61 ▲23

このように6月末と比較すると、お盆商戦前ということもあり閉鎖店舗数は減少していた。

続いて台数推移は下表の通り。

2024年台数推移
パチンコ スロット 合計
台数 前月差 台数 前月差 台数 前月差
1月 1,962,241 ▲6,805 1,300,231 +209 3,262,472 ▲6,596
2月 1,953,379 ▲8,862 1,299,218 ▲1,013 3,252,597 ▲9,875
3月 1,945,020 ▲8,359 1,296,914 ▲2,304 3,241,934 ▲10,663
4月 1,934,782 ▲10,238 1,310,137 +13,223 3,244,919 +2,985
5月 1,927,793 ▲6,989 1,307,988 ▲2,149 3,235,781 ▲9,138
6月 1,916,376 ▲11,417 1,305,685 ▲2,303 3,222,061 ▲13,720
7月 1,898,592 ▲17,784 1,309,076 +3,391 3,207,668 ▲14,393

このようにスロットの設置台数は6月末から増加したものの、それ以上にパチンコの設置台数が減少したため、6月末と比較すると約1.5万台減少した。

さらに通常貸玉に絞って見ていくと下表のようになり

通常貸玉台数推移
パチンコ スロット 差分(PーS)
台数 前月差 台数 前月差
1月 1,054,129 ▲4,312 1,054,171 +686 ▲42
2月 1,047,559 ▲6,570 1,053,466 ▲1,013 ▲5,907
3月 1,042,395 ▲5,164 1,051,635 ▲1,831 ▲9,240
4月 1,033,099 ▲9,296 1,061,761 +10,126 ▲28,662
5月 1,028,173 ▲4,926 1,059,433 ▲2,328 ▲31,260
6月 1,020,739 ▲7,434 1,057,125 ▲2,308 ▲36,386
7月 1,009,026 ▲11,713 1,058,733 +1,608 ▲49,707

このように、パチンコとスロットの差は約5万台まで開いており、パチンコ通常貸玉の設置台数が100万台を下回る寸前まできた。
お盆前に、グランドオープン、リニューアルオープンが予定されているため、ここでいったん設置台数は増加すると思われるものの、月末時点ではどのようになるのだろうか。台数の推移については注視していきたい。

[文・構成/情報島編集部]


コメント:6件 コメントを書く

  1. 10万以上使ってようやく当てて振り分けが悪いと300玉で終了・・・
    こんなの遊戯でもギャンブルでもないじゃん!はやくしね(*- -)(*_ _)

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  2. パチンコは本来の球の動きを楽しめる台を復活すれば客は戻るよ!チューリップがたくさんあってデジタルがなくて打ち止め4000発とかデビルやコンビのように一発入れば打ち止めになる機種 レレレの最初の台やビッグシューターの最初の台のよう 賞球もオール13なら遊べる。羽根物とか出てもあっという間に数千円なくなるようでは1回で来なくなる。打ち止めになったらおばさんに優先的に開放すればまた味をしめてくるようになる。

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