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ゴルフ事業は好調もパチンコ機の販売台数減少により減収減益に、平和が2024年3月期決算を発表

平和は10日、2024年3月期の連結決算を発表。売上高1363億8100万円(前期比マイナス4.2%)、営業利益234億3000万円(同マイナス12.9%)、経常利益227億4600万円(同マイナス14.6%)、純利益166億1100万円(同マイナス19.7%)で減収減益となった。

遊技機事業において、パチンコ機は「バイオハザード RE:2」(4090台販売)、「ルパン三世 銭形からの招待状」(6430台販売)等を発売し、販売台数は6タイトル2万8799台(前期比マイナス5万1523台)。パチスロ機は「戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師」(2万169台販売)、「パチスロガールズ&パンツァー最終章」(1万4955台販売)等を発売し、販売台数は5タイトル6万5434台(同プラス1万8862台)。パチンコ機の販売台数が伸び悩んだことによる売上高の減少に加え、研究開発費が増加したため、セグメント別の売上高は401億5600万円(前期比マイナス20.8%)、営業利益は69億1700万円(同マイナス54.4%)となった。

ゴルフ事業では、ゴルフプレー需要が堅調に推移したことに加えて、収益構造改善の施策の奏功し、旺盛な需要を取り込んだ価格設定による顧客単価の上昇、新規に取得したゴルフ場が貢献。その結果、セグメント別の売上高は962億2500万円(前期比プラス5.0%)、営業利益192億5000万円(同プラス32.0%)で増収増益に。

今後は、遊技機事業において新規IPの投下や商品力の強化により販売台数の最大化を目指し、パチンコ6タイトル6万3000台、パチスロ6タイトル7万7000台の販売を計画。2025年3月期の連結業績予想については、売上高1582億円(前期比プラス16.0%)、営業利益300億円(同プラス28.0%)、経常利益292億円(同プラス28.4%)、当期純利益200億円(同プラス20.4%)を見込む。


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